20代前半の頃、いきなり発症した腰痛。
腰痛とは全く無縁だった私が足を引きずり自転車の乗り降りも満足に出来ず歩く事さえ困難になってしまいました、お気に入りの女の子をデートに誘っても私の歩く姿、スピードは杖を突いて歩くご老人より遅い。もちろんその恋は破局。
21歳にして死に支度を迎えているような感じ。
腰痛を治すため、整形外科、整骨院、針治療、整体、その他色々な医院を巡りましたがこれといった効果・改善は無く、医院の先生に原因を尋ねても「疲れ」「疲労」「寝不足」「栄養不足」など素人の私でも思いつくような事しか言ってくれません。
その後、度々腰痛に見舞われひどくなったり緩和したりを繰り返しながら少しは良い方向へと向かいましたが、25歳ごろ次に襲ってきたのは「ぎっくり腰(ギックリ腰)」でした。
これは単純に重いものを持ち上げたときに起こると言うものではなく、ふとしたとき突然襲ってくるのが特徴です。ご経験のある人はよくご存知だと思いますが、いきなり電気が走った様な感じの激痛が腰を襲い、呼吸も止まりそうになります。その直後から激しい痛みでまず歩く事が出来ません
このような辛い痛みが正確には数えていませんが年に5?6回以上も見舞われ、ぎっくり腰になっていないときは常に腰が重だるく、いつ爆発するかわからないような状態だったのです。
若いのにこれでは彼女も出来ないし結婚も出来ないし何も出来ないと、ずいぶん悩みました。辛かったのです。